2014年12月9日火曜日

名古屋の女密売人逮捕 片町覚せい剤事件 県内で譲渡疑い

名古屋の女密売人逮捕 片町覚せい剤事件 県内で譲渡疑い

北國新聞社 12月9日(火)3時5分配信



金沢市片町などで覚せい剤が組織的に密売された事件で、金沢中署や石川県警組織犯罪対策課などの合同捜査班は8日までに、県内最大規模の密売グループに覚せい剤を売り渡したとして、麻薬特例法違反の疑いで名古屋市内の40代女を新たに逮捕した。捜査関係者への取材で分かった。女はまとまった量の覚せい剤を定期的に密売グループに譲り渡していたとみられ、合同捜査班は背後に暴力団が関わっている可能性があるとみて流通ルートの解明を進める。
 合同捜査班は新たに、密売グループから覚せい剤を購入したとして、石川県内などの客の男女6人を覚せい剤取締法違反の疑いで逮捕していたことも判明。一連の事件の逮捕者は四十数人に上り、県内では過去最大規模の逮捕者数となった。
 捜査関係者によると、女は今年2月、密売グループのリーダー格とみられる金沢市野町1丁目、自称塗装業藤本高志被告(57)=麻薬特例法違反罪で起訴済み=や仕入れ役のメンバー数人に対し、宅配便を利用して覚せい剤約50グラムを約60万円で譲り渡した疑いが持たれている。
 捜査関係者によると、女は数年前から、藤本被告ら密売グループに対し、数十グラム単位のまとまった量の覚せい剤を1グラム当たり約1万2千円で定期的に売り渡していたとみられる。藤本被告らは、片町の深夜営業の飲食店に出入りして口コミで客を募り、片町周辺の路上や金沢市内の商業施設の駐車場などで、客に1グラム当たり3万数千円で売りさばいていた。
 合同捜査班は今年3月に藤本被告ら密売グループのメンバー数人を逮捕。メンバーの交友関係や関係先から押収した宅配便の配達記録などから入手ルートの捜査を続け、女から覚せい剤が流れていることを突き止めた。
 合同捜査班はこれまでに、密売グループから覚せい剤を買った30~50代の客三十数人を特定し、覚せい剤取締法違反容疑などで逮捕した。



アルミ片や粉末押収=隣室女性切り付け男宅―指定薬物吸引か・警視庁

アルミ片や粉末押収=隣室女性切り付け男宅―指定薬物吸引か・警視庁

時事通信 12月5日(金)17時54分配信



東京都世田谷区のアパートで、危険ドラッグを吸ったとみられる男が隣室に住む女性(37)をナイフで切り付けた事件で、警視庁成城署は5日、傷害容疑で逮捕された田中勝彦容疑者(31)の部屋を家宅捜索し、薬物吸引に使ったとみられる焦げたアルミ片やストロー、覚せい剤の可能性がある微量の粉末が入った容器などを押収した。
 同署は田中容疑者の尿鑑定を行い、違法薬物を使用していなかったか捜査。日常的に指定薬物を含む危険ドラッグなどを使用していた疑いがあるとみて調べている。 








2014年12月6日土曜日

貴重な季節労働「サケバイ」、自生大麻目当ても

貴重な季節労働「サケバイ」、自生大麻目当ても

読売新聞 12月1日(月)9時5分配信



水産加工業や農業の季節労働者として北海道標津町などで働いていた男計12人が今年9~10月、付近に自生する大麻を所持したとして、中標津署に大麻取締法違反容疑で逮捕される事件があった。

 道外から訪れる若者は地域にとって繁忙期の貴重な労働力だが、「大麻目当てに来る者もいる」(中標津署幹部)のが実情で、地元は対応に苦慮している。

 同署は9月下旬、標津町にある水産加工会社の従業員寮に住み込む男9人を現行犯逮捕し、計約3・4キロの乾燥大麻などを押収した。男らは「夜、付近に自生する大麻を自分で吸うために取ってきた」と供述した。

 9人はいずれも、サケが水揚げされる8~10月、切り身への加工やイクラのパック詰めに従事する「サケバイ」と呼ばれる季節労働者だった。サケバイは旅行者の若者らが旅費を稼ごうと飛び込みで働くケースも多い。9人は勤務先で交流を深めるうち、大麻に手を染めたという。事件後、この会社は生産ラインの停止に追い込まれた。







覚醒剤17キロを密輸 容疑の組幹部逮捕 神奈川

覚醒剤17キロを密輸 容疑の組幹部逮捕 神奈川

産経新聞 12月2日(火)7時55分配信


県警薬物銃器対策課や横浜税関などは1日、覚醒剤約17キロ(末端価格約11億9千万円)を米国から密輸したとして、麻薬特例法違反(所持)の容疑で、住吉会系の暴力団幹部、嶋津信容疑者(49)=東京都三鷹市=を逮捕した。同課などは11月9日以降、同容疑などでナイジェリア人を含む男6人を逮捕、大規模な覚醒剤密輸事件とみて調べている。

 逮捕容疑は、同月5日、知人で元暴力団幹部の男(39)の足立区内の自宅駐車場に止めた乗用車内に、捜査のために横浜税関が覚醒剤約17キロと入れ替えてあった岩塩を所持したとしている。嶋津容疑者は「全く覚えがない」と容疑を否認している。

 同課によると、横浜税関が10月30日、米国から輸入された乗用車の座席下に隠された覚醒剤を発見し、岩塩に入れ替えていた。同課などは11月9日、ナイジェリア人の男3人が覚醒剤を取り出そうとしたところを同容疑で逮捕した。







電子たばこで吸うため…液状大麻密輸で逮捕

電子たばこで吸うため…液状大麻密輸で逮捕

日本テレビ系(NNN) 12月3日(水)21時18分配信


 電子たばこで吸うために液状大麻を密輸したとして、警視庁はアメリカ人の男を逮捕した。

 大麻取締法違反の疑いで逮捕されたのは、東京・あきる野市に住むアメリカ人のダニエル・ベーカー容疑者(33)。警視庁によるとベーカー容疑者は、先月、液状大麻約12グラムなどが入った小包を、アメリカからの航空便で成田空港に密輸した疑いが持たれている。液状の大麻は、電子たばこの器具の中に入れ温めて蒸気にして吸うと、極めて強い効き目があるという。

 警視庁の調べに対し、ベーカー容疑者は「友達が勝手に送ったもので頼んでいない」などと容疑を否認しているという。