2015年2月24日火曜日

密売目的で大麻を自宅で栽培、サーフィン大会で愛好家物色 容疑の男逮捕


密売目的で大麻を自宅で栽培、サーフィン大会で愛好家物色 容疑の男逮捕

産経新聞 2月18日(水)10時16分配信




営利目的で大麻を栽培、所持していたとして、和歌山県警組織犯罪対策課と岩出署は17日、大麻取締法違反(営利目的栽培・所持)などの容疑で愛媛県今治市波方町の無職、白石敏広被告(52)=同法違反(譲渡)罪などで起訴=を逮捕した。容疑を認めているという。

 逮捕容疑は、今年1月7日、自宅で大麻草を営利目的で栽培し、乾燥大麻(2・3キロ)や合成麻薬「MDMA」などを所持していたとしている。

 同署によると、白石容疑者は平成17年から、インターネットなどで購入したとみられる大麻草の種子を栽培。サーフィン大会などのイベント会場で愛好家を探し、近畿や関東などの約30人に定期的に大麻などを販売していたとみて調べている。この間の売り上げは、約2300万円にのぼるという。

 同署によると、白石容疑者宅から、大麻草約30株のほか、栽培に必要な照明、暖房設備など約400点を押収した。昨年9月中旬ごろ、薬事法違反容疑で別の男を逮捕した際、購入先として白石容疑者が浮上し、捜査を進めていた。



薬物密輸が増加、2014年25件 沖縄県内

薬物密輸が増加、2014年25件 沖縄県内

琉球新報 2月21日(土)6時54分配信




2014年に沖縄地区税関が扱った関税法違反の対象となる不正薬物密輸事件が前年より7件増加した25件となったことが20日、同税関のまとめで分かった。14年の覚せい剤の摘発件数は過去5年間で最も多い5件で、粉末約0・46グラムと錠剤14錠が押収された。13年の覚せい剤の摘発件数は4件で粉末はなく錠剤39錠のみだった。
 向精神薬は前年から3件増えた11件723錠(前年8件1357錠)が摘発された。大麻は4件152グラム(同4件475グラム)が押収された。
 同税関によると、外国貿易船内で覚せい剤の燃えかすなど使用痕が相次いで発見され、押収量が増加した。向精神薬は米国やインドから国際郵便貨物で輸入され、摘発された。
 その他の不正薬物は医療用麻薬が5件325錠(同2件160錠)だった。銃器関係は銃器1丁(同3件6丁、銃弾1発)を押収した。
 同税関は「全国的にも覚せい剤の摘発件数、押収量ともに深刻な状況だ。沖縄地区税関においても引き続き厳正な取り締まりを実施したい」と強調した。




不正薬物630キロ押収=14年も「深刻な状況」-財務省・税関

不正薬物630キロ押収=14年も「深刻な状況」-財務省・税関




財務省は20日、2014年の税関による不正薬物の取り締まり実績を発表した。覚せい剤や大麻、コカインなど不正薬物の押収量は630キロとなり、前年から37%減少した。しかし、前年は大口密輸により急増しており、同省は「押収量は高水準が続き、依然として深刻な状況」(関税局)とみている。
 押収量の9割を占める覚せい剤は、前年比36%減の549キロだったが、摘発件数は174件と過去2番目の多さ。大麻は摘発件数が50%増、押収量が6倍と大幅に増えた。財務省は「危険ドラッグの取り締まりが厳しくなる中、大麻の使用に戻った若者が増えたのではないか」と分析している。(2015/02/20-18:54)




タイ人の「運び屋」急増=覚せい剤密輸、中国からは倍に―成田空港

タイ人の「運び屋」急増=覚せい剤密輸、中国からは倍に―成田空港

時事通信 2月23日(月)17時58分配信



東京税関成田支署は23日、2014年に成田空港で摘発された覚せい剤などの密輸事件の概況を発表した。13年7月に短期査証(ビザ)が免除されたタイ人による密輸が急増し、仕出地別では中国からの密輸が倍増した。
 同支所によると、摘発された覚せい剤密輸の件数は83件(前年82件)、押収量は計181キロ(同269キロ)。仕出地別に見ると、前年は上位を占めたメキシコやインドからの摘発例が減る一方、前年15件だった中国(香港、マカオを含む)が倍以上の36件、1件だったタイが13件と大幅に増え、両国からだけで全体の約6割を占めた。 






危険ドラッグ製造 「スクールIE」経営者を逮捕 塾に家宅捜索も

危険ドラッグ製造 「スクールIE」経営者を逮捕 塾に家宅捜索も

カナロコ by 神奈川新聞 2月21日(土)7時3分配信




国内最大規模の危険ドラッグ製造工場とみられる拠点を県警が摘発した事件で、県警薬物銃器対策課と多摩署などは20日、麻薬取締法違反(営利目的所持)の疑いで、東京都足立区、学習塾経営の男(37)を新たに逮捕した。県警は、同容疑で逮捕した男3人の統括役だったとみている。

 男は、全国に個別指導・学習塾を展開する「スクールIE」の梅島校(足立区)をフランチャイズで運営。県警は同日、同校などを家宅捜索した。県警によると、男は2014年9~11月、男らから危険ドラッグの販売による収支報告をメールで受けていた。この期間に少なくとも計約7500万円の利益を上げていたという。

 逮捕容疑は、3人と共謀して1月14日、埼玉県川口市のマンション1室で、麻薬成分「5F-QUPIC」を含む植物片約12キロを営利目的で所持した、としている。県警の調べに対し、男は「3人は知っているが、麻薬や危険ドラッグと関わったことはない」と容疑を否認している。

 県警は1月、危険ドラッグを中国から密輸したとして、薬事法(現・医薬品医療機器法)違反容疑で男4人を逮捕。ドラッグに麻薬成分が含まれていたとして、うち3人を麻薬取締法違反容疑で再逮捕した。

 スクールIE梅島校の男性職員は取材に「開校中に捜査員が捜索に現れ、驚いている。男は運営にほとんど関わっておらず、生徒と接点はないと思う」と説明した。

 スクールIEを展開する運営会社の社員は「事実関係についてこれから調査する」と話した。