マリフアナの薬局販売解禁へ=世界初―ウルグアイ
【サンパウロ時事】南米のウルグアイ政府は6日、世界で初めて、薬局でのマリフアナの一般向け販売を7月に解禁すると発表した。
同国では2013年、政府管理下でマリフアナの栽培、販売、使用を合法化する法律が成立。薬物規制当局幹部は「麻薬密売や犯罪組織の資金洗浄抑制に成果が上がると期待している」と語った。
政府は合法販売に先立ち、5月2日からマリフアナ使用者登録の受け付けを開始。登録が認められた18歳以上の国民と永住権を持つ外国人は、月40グラムまで購入が認められる。
マリフアナは、国が許可した二つの民間企業が生産する。7月までに約30の薬局に販売許可が出る見通し。価格は1グラム1.3ドル(約140円)で、このうち20%が薬局、10%が政府機関の収入となる。
同国では2013年、政府管理下でマリフアナの栽培、販売、使用を合法化する法律が成立。薬物規制当局幹部は「麻薬密売や犯罪組織の資金洗浄抑制に成果が上がると期待している」と語った。
政府は合法販売に先立ち、5月2日からマリフアナ使用者登録の受け付けを開始。登録が認められた18歳以上の国民と永住権を持つ外国人は、月40グラムまで購入が認められる。
マリフアナは、国が許可した二つの民間企業が生産する。7月までに約30の薬局に販売許可が出る見通し。価格は1グラム1.3ドル(約140円)で、このうち20%が薬局、10%が政府機関の収入となる。