2015年1月21日水曜日

危険ドラッグ服用で中毒の少女を放置、死亡させる 建築作業員の男を逮捕

危険ドラッグ服用で中毒の少女を放置、死亡させる 建築作業員の男を逮捕

産経新聞 1月21日(水)12時22分配信




危険ドラッグを一緒に使用した交際相手の少女が急性薬物中毒となったのに、適切な治療を受けさせず死亡させたとして、静岡県警沼津署と県警捜査1課は21日、保護責任者遺棄致死の疑いで、同県富士市江尾、建築作業員、嘉山和仁容疑者(32)を逮捕した。嘉山容疑者は「薬物使用の発覚を恐れて通報しなかったわけではない」と容疑を一部否認している。

 逮捕容疑は平成25年12月30日午前0時40分ごろ、沼津市足高のホテルで交際相手の無職少女=当時(18)=とともに危険ドラッグを使用、少女は急性薬物中毒で錯乱状態になったが、薬物使用の発覚を恐れ適切な治療を受けさせず、同日搬送先の病院で少女を死亡させたとしている。

 同課によると、嘉山容疑者は同日午前1時20分ごろ、錯乱状態になった少女を連れて車でホテルを出て、車内で様子を見ていたという。その後、少女は意識障害を起こすなど、さらに症状が悪化したため、約3時間後に救急医療センターに運んでいた。

 少女は多臓器不全で死亡しており、県警では危険ドラッグの服用と少女が死亡した因果関係の裏付け捜査を1年以上にわたって慎重に進めていた。





2015年1月18日日曜日

輸入車に覚せい剤17キロ 所持容疑で県警と税関が組員ら3人を逮捕

輸入車に覚せい剤17キロ 所持容疑で県警と税関が組員ら3人を逮捕

カナロコ by 神奈川新聞 2014年12月2日(火)7時3分配信



横浜港に陸揚げされた中古車から覚せい剤約17キロが見つかり、県警薬物銃器対策課と横浜税関などは1日までに、麻薬特例法違反(所持)の疑いで、指定暴力団住吉会系幹部で自称会社役員の男(49)=東京都三鷹市=ら男3人を逮捕した。末端価格は約12億円に上り、同課は国内で販売する目的で密輸されたとみて、密輸組織の関与など全容解明を進める。

 ほかに逮捕されたのは、いずれも東京都足立区、自営業の男(39)と無職の男(29)の2容疑者。

 逮捕容疑は、共謀し、11月5日午後2時10分ごろ、自営業の男宅の駐車場で、「クリーン・コントロールド・デリバリー」(CCD)と呼ばれる捜査手法で覚せい剤と入れ替えられた代替物を、覚せい剤と認識して所持した、としている。同課によると、3人は「全く覚えがない」などと供述、いずれも容疑を否認している。

 同課によると、10月30日、米ロサンゼルスから横浜港に陸揚げされた中古車を税関職員がエックス線検査したところ、運転席と助手席の床下部分からポリ袋に小分けされた覚せい剤が見つかった。その後、同課はCCDで動きを監視していた。

 事件に関連し、同課は中古車を輸入した日本人の男(70)=横浜市鶴見区=と、厚木市内の中古車解体施設「ヤード」で入れ替えられた代替物を取り出したナイジェリア国籍の男3人の計4人を覚せい剤取締法違反(輸入)容疑などで逮捕している。







麻薬を危険ドラッグとして販売容疑 元店長を再逮捕 近畿厚生局

麻薬を危険ドラッグとして販売容疑 元店長を再逮捕 近畿厚生局

神戸新聞NEXT 1月6日(火)21時56分配信


加古川市の雑貨店(旧グリーンドラゴン)が指定薬物を含む危険ドラッグを売ったとされる事件で、近畿厚生局麻薬取締部神戸分室は6日、麻薬取締法違反(営利目的所持)の疑いで、元店長の納庄成光容疑者(31)=同市西神吉町大国、医薬品医療機器法(旧薬事法)違反の罪で起訴=を再逮捕した。

 再逮捕容疑は昨年5月13日、同店で、ハーブ状の麻薬約2グラムを危険ドラッグとして販売するため所持した疑い。容疑を認めているという。

 同分室は昨年12月、違法な危険ドラッグを同7月に店内で所持したとして納庄容疑者を逮捕。一方、昨年5月の同店への家宅捜索で押収した危険ドラッグ約800点のうち1点を麻薬と特定し、再逮捕した。





和歌山県職員を懲戒免職 覚せい剤所持で逮捕起訴

和歌山県職員を懲戒免職 覚せい剤所持で逮捕起訴

紀伊民報 1月16日(金)16時47分配信



和歌山県は15日、覚せい剤取締法違反(所持)の疑いで逮捕、起訴された県海草振興局地域振興部の副主査、東佳和被告(34)=御坊市薗=を同日付で懲戒免職処分にしたと発表した。

 東被告は昨年12月31日、御坊署に「薬をやってしまいました」と自首した。同署は若干量所持しているのを確認し、現行犯逮捕。和歌山地検が9日、和歌山地裁に起訴した。所持だけでなく使用の疑いもあると見て、調べが進んでいる。

 14日に東被告に面会した中野光雄・監察査察監らが15日、県庁で会見した。会見によると、県に採用された2011年4月の2、3年前に覚せい剤を覚え、インターネットを通じて入手、時々使用していた。14年度に現職場に異動したことで忙しくなり、ストレスがたまり、秋ごろから再び使うようになった。幻覚が出るようになり、怖くなって自首した。職場に覚せい剤を持ち込むことはなかったという。

 幸前裕之・海草振興局長は「法を順守すべき公務員として、県民の信頼を大きく損ねる事態を招いた。申し訳なく、深くおわび申し上げます」と謝罪した。

 県は過去にも、同法違反で逮捕された職員を、1989年5月に懲戒免職にした。