鉄鉱石を偽装したコンクリートブロックに覚醒剤約200キロを隠し密輸したとして、覚せい剤取締法違反や関税法違反の罪に問われたメキシコ国籍で神戸市灘区の無職、サンチェス・コルデーロ・フロレンティーノ被告(36)の裁判員裁判の判決公判が28日、神戸地裁で開かれた。細井正弘裁判長は「国内に拡散していれば日本社会に著しい害悪を与えていた」などとして求刑通り懲役20年、罰金1千万円を言い渡した。
細井裁判長は、覚醒剤が隠されていると知らなかったとするサンチェス被告の主張について、「覚醒剤精製用の道具を購入しており、供述は信用できない」と指摘した。
判決によると、サンチェス被告は昨年5月4日、覚醒剤約200キロ入りの鉄鉱石を偽装したコンクリートブロックを密輸。同6月5日まで、メキシコ人の男=覚せい剤取締法違反の罪で1審有罪、控訴=と共謀し神戸市西区の空き地に、ブロックを所持していた。
細井裁判長は、覚醒剤が隠されていると知らなかったとするサンチェス被告の主張について、「覚醒剤精製用の道具を購入しており、供述は信用できない」と指摘した。
判決によると、サンチェス被告は昨年5月4日、覚醒剤約200キロ入りの鉄鉱石を偽装したコンクリートブロックを密輸。同6月5日まで、メキシコ人の男=覚せい剤取締法違反の罪で1審有罪、控訴=と共謀し神戸市西区の空き地に、ブロックを所持していた。
0 件のコメント:
コメントを投稿