2019年3月31日日曜日

コカイン使用容疑、慈恵医大助教を逮捕 警視庁

コカインを使用したとして、警視庁は29日、薬剤師で東京慈恵医科大学(東京都港区)解剖学講座助教の根岸義勝容疑者(36)=東京都港区港南=を麻薬取締法違反(使用)の疑いで逮捕した。渋谷署への取材でわかった。根岸容疑者は黙秘しているという。
 署によると、根岸容疑者は9日ごろ、都内やその周辺でコカイン若干量を使用した疑いがある。署は9日、渋谷区円山町のバーで乾燥大麻を所持したとして、根岸容疑者を含む30〜60代の男女8人を大麻取締法違反(共同所持)の疑いで現行犯逮捕していた。署は15日に大学を家宅捜索し、根岸容疑者のロッカーから大麻やコカイン、合成麻薬LSDを押収した。
 東京慈恵医科大学は29日、「事実であれば大変遺憾。警察の捜査に全面的に協力したい。事実確認の上、厳正に対処する」とのコメントを出した。



2019年3月25日月曜日

高性能爆薬を作った元大学生に懲役刑 拳銃・覚醒剤も

高性能爆薬を製造したなどとして、爆発物取締罰則違反など七つの罪に問われた元大学生の少年(19)に対する裁判で、名古屋地裁(神田大助裁判長)は25日、懲役3年以上5年以下(求刑懲役3年以上6年以下)の判決を言い渡した。

 少年は2016年12月~18年8月、自宅で高性能爆薬の過酸化アセトン(TATP)や四硝酸エリスリトール(ETN)を製造・所持し、公園でTATPなどを燃焼させた。ほかにも3Dプリンターを使うなどして銃1丁を製造・所持したり、覚醒剤を作ったりしたとして起訴された。

 裁判で少年は「燃え方や爆発現象に興味を持った」と供述。海外のインターネットサイトで調べるなどして、爆発物や爆薬、銃を製造したと説明した。人に危害を加える意図はなかったとし、事件当時の心境を「あとのことを考えていなかったと思う。ばれなきゃいいと考えていた(と思う)」と振り返った。

 懲役刑を求刑した検察側に対し、弁護側は「重大な被害も発生していない」などと主張。保護処分が相当として、家裁への移送を求めていた。

中3女子を大麻所持疑いで逮捕 合成麻薬所持でも追送検「ネットで購入した」

自宅で大麻を所持したとして、京都府警少年課と伏見署が大麻取締法違反(所持)の疑いで、京都市内の中学3年の女子生徒(15)を逮捕していたことが25日、捜査関係者への取材で分かった。生徒は「インターネットを通じて大麻を購入した」との趣旨の供述をしているといい、府警が入手経路の特定を進めている。

尿検査で陽性反応
 また、府警は25日、女子生徒が合成麻薬MDMAも所持していたとして、麻薬取締法違反の疑いで追送検した。
 捜査関係者によると、女子生徒は3月上旬、市内の自宅で突然、暴れ出すなどしたことから、家族が119番し、救急搬送された。その後の尿検査で大麻の陽性反応があり、室内から乾燥大麻が見つかったことから、今月7日に逮捕した。
 女子生徒は「ネットで見知らぬ人から買った。今年1月ごろに吸い始めた」などと供述しているという。
 若年層の大麻所持を巡っては、京都市内の中学3年の男子生徒=当時(15)=が昨年10月、大麻取締法違反(所持)の疑いで府警に逮捕されている。

覚醒剤の陽性反応…使用容疑について「正解です」 警察署に自首してきた39歳男緊急逮捕

23日午後、自称作業員の39歳の男が「覚醒剤を使った」と愛知県警港署に自首し、逮捕されました。男は容疑について「正解です」と答えているということです。

 23日午後2時ごろ、男が愛知県警港署を訪れ、「覚醒剤を使った」と申し出ました。検査をしたところ、覚醒剤の陽性反応が出たため、警察は男を覚醒剤取締法違反の疑いで緊急逮捕しました。

 逮捕されたのは住所不詳、自称・作業員の柴田義久容疑者(39)で、3月14日ごろから23日までの間に覚醒剤を使用した疑いが持たれています。

 容疑について柴田容疑者は「正解です」と話していて、警察は入手ルートや余罪などについて調べることにしています。

ピエール瀧容疑者、コカイン代金として数万円渡したか

俳優でミュージシャンのピエール瀧容疑者にコカインを譲り渡した疑いで48歳の女が逮捕された事件で、瀧容疑者がコカインの代金として女に数万円を渡したとみられることがわかりました。

 ピエール瀧容疑者にコカインを譲り渡した麻薬取締法違反の疑いで、厚生労働省・麻薬取締部は、19日に通訳業の田坂真樹容疑者(48)を逮捕しました。その後の捜査関係者への取材で、瀧容疑者が田坂容疑者にコカインの代金として数万円を渡したとみられることが新たにわかりました。

 取り調べに対し田坂容疑者は容疑を否認し、「知り合いに頼まれたものを渡したが、中身がコカインとは知らなかった」などと供述しているということです。

 一方、瀧容疑者のスマートフォンには、コカインの受け渡しに関するとみられる田坂容疑者とのやり取りが残っていて、麻薬取締部は入手ルートを調べています。

2019年3月23日土曜日

会社役員らが覚醒剤をバッグに隠しタイから密輸入図る 名古屋税関が摘発

タイから覚醒剤を密輸入しようとしました。

 千葉市の会社役員、松山智行容疑者(58)ら2人は、覚醒剤470グラムをタイから日本に密輸入しようとした疑いが持たれています。

 松山容疑者は、ビジネスバッグの仕切りの中に覚醒剤を隠していたのを名古屋税関が摘発しました。

 松山容疑者は、容疑を否認していますが、合わせて1.4キロ、末端価格にして8300万円余りを密輸入しようとしていたとみられ、警察は、入手経路を追及しています。






タイで覚醒剤300万人使用か 押収量過去最高、日本にも流出

タイで違法薬物のまん延が深刻化している。押収量は昨年、覚醒剤約18トン、低純度の錠剤型覚醒剤「ヤーバー」は約5億錠と共に過去最高を記録。一部は日本など国外へ流れている。タイ軍事政権も取り締まりや使用者の社会復帰に力を入れるが、追いついていないのが実情で、課題は総選挙後に発足する新政権に持ち越される。

 昨年6月26日夕、バンコク港を1隻の貨物船が出港した。行き先は韓国・釜山。7月6日に到着後、韓国の捜査当局が積み荷の機械の中から覚醒剤90キロを見つけた。韓国で過去最大の押収量だった。密輸には多国間の組織が関与しており、日本や台湾、韓国の6人が逮捕され、日本などの4人が国際手配された。

 機械の輸出手続きに関わった会社はバンコクにあるが、登録住所地は住宅。そこに暮らす女性は「ずいぶん前に会社は移転した。たまに関係者が郵便物を取りに来るが、警察が調べに来たことはない」と言う。摘発されるのは氷山の一角だ。

 タイ麻薬取締委員会事務局によると、覚醒剤は原料が中国からミャンマーの少数民族武装勢力の支配地域に運ばれ、密造される。そこからタイに持ち込まれ、世界各地へ密輸されているという。

 一方、タイ国内では「どこでも覚醒剤が手に入るので、使用者が300万人いると言われる」(捜査関係者)。覚醒剤の末端価格も下がっており、ヤーバーは1錠150バーツ(約530円)。使用の低年齢化も目立つ。

 国連薬物犯罪事務所の統計では、軍政が発足した2014年と昨年の押収量を比較すると覚醒剤は約18倍、ヤーバーは約5倍増加。また使用者が自発的に申告した場合は罪を問わずに、「患者」として更生医療施設へ入所させる制度を導入しており、昨年は約21万人が利用した。

 委員会事務局のウィラワット・テンアムヌウェイ副長官は「(未成年者らの)薬物乱用は親の子供への無関心など社会問題と関係しており、刑務所に送るだけでは解決しない」と強調し、制度の長期継続を訴える。

ゴルフクラブに覚醒剤 知人だまし密輸を計画か

覚醒剤をゴルフクラブに隠し、知人をだまして密輸させようとしました。

 元暴力団組員の小野和彦容疑者(57)は、販売目的で覚醒剤を所持していた疑いでタイ警察に逮捕されました。小野容疑者は2日、ゴルフクラブに覚醒剤約700グラム、4500万円相当を隠して知人に密輸させようとした疑いが持たれています。知人がクラブからシャカシャカ音がすることを不審に思い、ゴルフショップに持ち込んだところ、中から覚醒剤が見つかったということです。









末端価格1億8000万円 キャリーバッグに覚せい剤か

大量の覚醒剤を所持していたとして男女2人が逮捕されました。

 覚醒剤取締法違反の疑いで逮捕されたのは、いずれもオランダ国籍のヨセフス・ティーレマンス容疑者(62)とイボンヌ・バーホーベン容疑者(55)の2人です。警察によりますと、2人は先月26日、青森空港でキャリーバッグの裏地の中に覚醒剤約3キロを隠し持っていた疑いが持たれています。2人は内縁関係で「友人からバッグを持って日本に行くように言われた。荷物の中身は知らなかった」と容疑を否認しています。押収量約3キロで、末端価格は約1億8000万円になるということです。

スナック菓子に大麻練り込み輸入か 男女2人逮捕

大麻が練り込まれたスナック菓子などをアメリカから輸入したとして、宮崎県日南市の女ら2人が逮捕されました。

 逮捕された山下真実容疑者(32)と木下靖之容疑者(47)は去年8月、大麻が練り込まれたスナック菓子やグミのようなものをアメリカから何者かに郵送させ、日本に輸入した大麻取締法違反の疑いが持たれています。海外からの郵便物が集められる横浜税関川崎外郵出張所で、大麻入りの菓子が入った封筒が見つかり発覚しました。警察は2人の認否を明らかにしていません。また、福岡の門司税関は19日、2人を関税法違反の疑いで宮崎地検に告発しました。

職質後に覚醒剤の陽性反応 暴力団幹部の男を逮捕

静岡県を拠点に活動する暴力団の幹部の男が覚醒剤を使用したとして逮捕されました。

 指定暴力団山口組良知組の幹部・八木剛容疑者(68)は今月、東京都内または静岡県内で覚醒剤を使用した疑いが持たれています。捜査関係者によりますと、13日深夜、警察官が東京・千代田区内の歩道で何もせずに一点を見つめて立っている八木容疑者を不審に思い、職務質問しました。その後、尿検査をしたところ、覚醒剤の陽性反応が出たため、14日に逮捕されたということです。取り調べに対し、容疑を認めています。八木容疑者が所属する良知組を巡っては逮捕された翌日に組長(69)が死亡し、組長の席が空白となっていて、警察当局が警戒を強めています。

覚醒剤“原料”の違法薬物密輸しようとした中国人、逮捕・起訴

覚醒剤の原料になる違法な薬物を大量に日本に密輸しようとしたとして、中国人の35歳の男が逮捕・起訴されました。

2019年3月22日金曜日

覚醒剤30キロ密輸罪、成田空港 旅客機の手荷物で過去最多

東京税関と千葉県警は11日、覚醒剤約30キロ(末端価格18億円相当)をカナダから旅客機で成田空港に密輸したとして、覚せい剤取締法違反(営利目的輸入)などの疑いで、カナダ国籍の鮮魚店従業員ジョナタン・イザベル容疑者(21)を2月に現行犯逮捕したと明らかにした。税関によると、旅客機の手荷物から日本の税関が押収した覚醒剤の量としては過去最多という。
 東京税関成田税関支署によると、容疑者は「カナダの空港で依頼人からスーツケースを渡され、報酬欲しさに持ってきた。中身は知らなかった」と供述。荷物が不自然に多く麻薬探知犬も反応、税関職員が覚醒剤を見つけた。

麻薬政策「数千人死亡」調査に反発、ICC脱退

比英字紙フィリピン・スター(電子版)によると、フィリピンは17日、集団虐殺や人道に対する罪などに問われた個人を裁くオランダ・ハーグの国際刑事裁判所(ICC)から正式に脱退した。
 ICCは昨年2月、ドゥテルテ大統領の看板政策である麻薬取り締まりを巡り、数千人の容疑者が死亡していることから、「人道に対する罪」の疑いがあるとして予備調査に着手した。ドゥテルテ氏は反発し、脱退を宣言していた。ただ、脱退後もICCの調査は継続されるという。
 ICCからの脱退は、ブルンジに続いて2か国目となる。

大麻成分のてんかん新薬、国内臨床試験へ 米は既に承認

大麻の成分を含む難治性てんかんの治療薬が国内で初めて使える見通しとなった。医薬品としての使用や輸入は大麻取締法で禁じられているが、病院での臨床試験(治験)という位置づけで許可する。米食品医薬品局(FDA)はすでに承認している。
 19日の参院沖縄・北方問題特別委員会で、秋野公造氏(公明)の質問に厚生労働省の担当者が答えた。
 治療薬は英GWファーマシューティカルズが開発した「エピディオレックス」。大麻に含まれる化学物質の一つ「カンナビジオール」(CBD)を精製したもので、精神を高揚させる成分はほぼ含まない。米国では、難治性てんかんのレノックス・ガストー症候群とドラベ症候群の治療に使うことが認められた。国内にはレノックス・ガストー症候群の患者が約4300人、ドラベ症候群が約3千人いるとされる。

日本戦を控えたコロンビアに激震!元代表MFがコカイン密輸の容疑で逮捕…かつてはファルカオやイバルボともプレー

3月22日に日本代表との一戦に臨むコロンビア代表に、ショッキングなニュースが飛び込んできた。

 元同国代表のMF、ジョン・ビアファラがコカインの密輸容疑で逮捕されたというのだ。

『ESPN』やスペイン紙『Marca』のコロンビア版などが伝えたところによると、アメリカの麻薬取締局とコロンビアの当局の共同捜査により、ビアファラは4トンのコカインをアメリカに密輸した容疑で、仲間4人とともに逮捕。コロンビアのカリで御用となったその5人は、麻薬密売組織の一員である可能性が高く、近日中にアメリカに身柄を送られる見込みだ。

 現在40歳のビアファラは2004年、母国の強豪オンセ・カルダスでコパ・リベルタドーレス優勝に貢献。その活躍が認められ、プレミアリーグのポーツマスへ引き抜かれる。

 そのポーツマスでは14試合・1ゴールに終わり、1シーズンで退団。その後はレアル・ソシエダや当時は2部に所属していたサウサンプトンでプレーした。
 
 03年にデビューを飾ったコロンビア代表では43キャップを刻み、1ゴール。現代表の主砲であるラダメル・ファルカオやサガン鳥栖のビクトル・イバルボとも同じピッチに立った。

 15年にコロンビアのリオネグロ・アギラスでユニホームを脱いだビアファラ。ESPNによると、コロンビアでは引退したサッカー選手が現役時代の生活を維持できずに、犯罪に手を染めるケースが少なくないというが、まさにその悪例となってしまった。

ピエール瀧容疑者にコカイン譲渡疑い=通訳業の女逮捕―関東信越厚生局

ミュージシャンで俳優のピエール瀧(本名瀧正則)容疑者(51)がコカインを使用したとして麻薬取締法違反容疑で逮捕された事件で、関東信越厚生局麻薬取締部が、同容疑者にコカインを譲り渡したとして、横浜市の通訳業、田坂真樹容疑者(48)を19日に同法違反容疑で逮捕していたことが22日、捜査関係者への取材で分かった。
 捜査関係者によると、田坂容疑者は瀧容疑者が逮捕された前日の11日、横浜市内の田坂容疑者の自宅付近で、瀧容疑者にコカインを譲り渡した疑い。調べに対し、「知り合いに頼まれた物を瀧容疑者に渡したが、中身がコカインとは知らなかった」と容疑を否認しているという。
 2人は20年来の知人とみられる。同部は、田坂容疑者の入手経路などを調べている。
 また、瀧容疑者が11日夜から12日の明け方にかけ、自宅とは別に借りている都内のマンションに滞在していたことが判明。「部屋でコカインを吸った」と供述していることも分かった。 

覚せい剤変化薬物、全国初の起訴=密輸中国人、薬機法違反―千葉地検

化学処理すると覚せい剤に変化する薬物「t―BOCメタンフェタミン」などを密輸しようとしたとして、千葉地検は20日、医薬品医療機器法違反(営利目的密輸)などの罪で、中国籍の自称添乗員汪長輝容疑者(35)を起訴した。同薬物が2017年12月に指定薬物とされて以来、同罪での起訴は全国初という。
 地検などによると、汪容疑者は2月27日夜に香港から成田空港に到着した。同行者に不審な点があったことから、東京税関職員が汪容疑者のスーツケースを開けて検査。エッセンシャルオイル容器20本に計約7.3キロのt―BOCメタンフェタミンが入っているのを発見し、28日未明に現行犯逮捕した。

3億円相当の覚せい剤原料を密輸 中国籍の男を逮捕・起訴

末端価格およそ3億円相当の覚せい剤の原料を密輸したとして、中国籍の男が逮捕・起訴された。
汪長輝被告は2月、指定薬物「t-BOCメタンフェタミン」およそ7.3kg、末端価格およそ3億円相当を香港から成田空港に密輸し現行犯逮捕され、20日に起訴された。
「t-BOC」は覚せい剤の原料だが、覚醒剤取締法には該当しないため、2017年に改正された薬機法での摘発となった。
税関で、「t-BOC」が摘発されたのは初めて。

液体に薬品加えると覚醒剤に 密輸の罪で中国人の男起訴

成田空港で、薬品を加えると覚醒剤に変化する液体7キロ余りを密輸しようとしたとして、中国人が関税法違反などの罪で起訴されました。この液体の摘発はおととし指定薬物に指定されてから全国で初めてで、税関などは多様化する薬物の密輸に警戒を強めています。
起訴されたのは中国人で自称 添乗員の汪長輝被告(35)です。

千葉地方検察庁などによりますと、汪被告は先月27日、香港から成田空港に到着した際、スーツケースに入れたプラスチックの容器20本の中に覚醒剤に変化する液体およそ7.3キロを隠し持って密輸しようとしとして関税法違反などの罪に問われています。

この液体は「t−BOCメタンフェタミン」で薬品を加えると覚醒剤に変わるためおととし指定薬物に指定され、所持や輸入が禁止されています。

成田税関支署の検査で見つかり、押収された液体は5.5キロの覚醒剤に変えることができ、末端の密売価格で3億円余りに上るということです。

汪被告は警察の調べに対し「友人から日本にいる知人にマッサージオイルを渡してほしいと頼まれた」と供述していたということです。

この液体の摘発は指定薬物に指定されてから全国で初めてで、税関などは薬物の密輸の多様化に警戒を強めています。

2019年3月18日月曜日

自宅からたばこ巻紙を押収 大麻に使用か

コカインを使用したとして逮捕されたミュージシャンのピエール瀧容疑者の自宅から、たばこの巻紙が数十枚押収されていたことが分かった。麻薬取締部は、大麻の吸引に使われた可能性があるとみて調べている。

この事件は、ミュージシャンのピエール瀧こと瀧正則容疑者が、コカインを使用した疑いで今月12日、厚生労働省麻薬取締部に逮捕されたもの。

捜査関係者への取材で、瀧容疑者の自宅から、ケースに入ったたばこの巻紙が数十枚押収されていたことが分かった。巻紙は、乾燥大麻などの吸引に使われた可能性があるという。

瀧容疑者は、「20代の頃からコカインや大麻をやっていた」と供述していて、麻薬取締部は、瀧容疑者が大麻も常習していた可能性があるとみて調べている。

「ストレス解消のため」=ピエール瀧容疑者―関東信越厚生局

ミュージシャンで俳優のピエール瀧(本名瀧正則)容疑者(51)がコカインを使用したとして麻薬取締法違反容疑で逮捕された事件で、同容疑者が関東信越厚生局麻薬取締部の調べに対し、「ストレス解消のために使った」と供述していることが17日、捜査関係者への取材で分かった。
 瀧容疑者はこれまでの調べで「20代の頃からコカインや大麻を使っていた」と話しており、同部は瀧容疑者が常習的に違法薬物を使っていた疑いがあるとみて調べている。
 また、同部が東京都世田谷区の瀧容疑者の自宅を家宅捜索した際、ケースに入ったたばこの巻紙数十枚を押収していたことも分かった。同部は、瀧容疑者が巻紙を乾燥大麻の吸引に使っていた可能性もあるとみている。 

2019年3月15日金曜日

ピエール瀧容疑者を逮捕 コカイン使用の疑い

コカインを使用したとして関東信越厚生局麻薬取締部は12日、ミュージシャンで俳優としても活躍しているピエール瀧こと瀧正則容疑者(51)=東京都世田谷区=を麻薬取締法違反の疑いで緊急逮捕し、13日未明に発表した。「間違いありません」と容疑を認めているという。
 同部によると、逮捕容疑は、東京都またはその周辺で12日ごろ、コカイン若干量を使用したというもの。薬物を使用しているという情報があり、同部は12日午後6時すぎに瀧容疑者の自宅を家宅捜索し、瀧容疑者に任意同行を求めて採尿検査を実施。コカインの陽性反応が出たことから、午後11時すぎに同容疑で緊急逮捕した。
 自宅からコカインは押収されていないという。同部は使用の時期や場所、入手経路について調べる方針。
 瀧容疑者は1967年、静岡県生まれ。89年に同郷の石野卓球さんと結成したテクノユニット「電気グルーヴ」としてデビューし、97年に発表したシングル「Shangri―La」がヒットした。
 近年は俳優としても活躍。NHK大河ドラマ「龍馬伝」や連続テレビ小説「あまちゃん」などに出演したほか、2015年には文化庁芸術祭で大賞を得たNHKドラマ「64(ロクヨン)」で主演を務めた。現在はドキュメンタリー番組「ゲンバビト」(TBS系)に司会として出演中。放送中のNHK大河ドラマ「いだてん」では、主人公がはくマラソン用の足袋を開発した足袋店の店主を演じており、5月には出演映画「居眠り磐音(いわね)」の公開も控えている。15〜16日には東京で、電気グルーヴ30周年ライブの予定もある。

ドゥテルテ大統領、政治家の麻薬犯罪者リスト公開

 フィリピンドゥテルテ大統領は14日の記者会見で、麻薬犯罪に関わっているとされる国会議員や市長ら40人以上の実名を挙げた「麻薬犯罪者リスト」を公開し、同日付で、公務員の汚職防止に関わる行政監察院に提出したことを明らかにした。今後、同院が裁判所に個別に提訴する見通し。

麻薬取締部、殴り書きメモ押収か ピエール瀧容疑者を送検

コカインを摂取したとして麻薬取締法違反の疑いでミュージシャン、俳優のピエール瀧(本名・瀧正則)容疑者(51)が逮捕された事件で、関東信越厚生局麻薬取締部が、殴り書きのような字体で記されたメモがあるノートを押収していたことが14日、捜査関係者への取材で分かった。
 麻薬取締部は昨年秋以降、瀧容疑者が薬物を使用しているとの情報を基に内偵捜査を実施。ノートは瀧容疑者のものとみられ、押収した携帯電話の履歴などとともに分析し、コカインの入手経路や使用状況に関連した記録がないかどうか調べている。
 麻薬取締部は14日、麻薬取締法違反容疑で瀧容疑者を送検した。