2014年6月20日金曜日

近畿地区麻薬取締協議会:薬物摘発強化へ 関係37機関会議−−奈良

近畿地区麻薬取締協議会:薬物摘発強化へ 関係37機関会議−−奈良

毎日新聞 2014年06月18日 地方版

http://mainichi.jp/area/osaka/news/20140618ddlk27040416000c.html


 違法薬物の取締機関が情報交換する近畿地区麻薬取締協議会が17日、奈良市で開かれ、関係37機関から約60人が出席した。昨年の覚醒剤の押収量は、全国で約850キロに達して過去数年に比べ激増しており、密輸対策や脱法ドラッグへの取り締まり強化について意見が交わされた。
 参加したのは厚生労働省や近畿の各府県、警察、検察庁、米国司法省の麻薬取締局など。近畿厚生局麻薬取締部によると、昨年、覚醒剤や大麻、麻薬を所持したなどとして検挙されたのは全国で約1万3300人。うち8割以上が覚醒剤関連で、近畿でも約2700人が検挙された。
 近年は100キロを超える覚醒剤の密輸事件が相次いでおり、日本が「消費地」として狙われる実態が浮き彫りになっている。近畿厚生局麻薬取締部の三沢馨部長は「覚醒剤などの密輸はますます巧妙化、大型化している。オールジャパンで取り組む必要がある」と述べた。【池田知広】






0 件のコメント:

コメントを投稿