大麻密輸で無罪判決=「利用されただけ」―東京地裁支部
米軍横田基地(東京都福生市など)にカナダから乾燥大麻約1.5キロ(末端価格約750万円)を密輸したとして、大麻取締法違反罪などに問われた女性(46)に対し、東京地裁立川支部は9日、無罪(求刑懲役4年6月)を言い渡した。
共犯とされたバランタイン・ケノール被告(41)は懲役6年(求刑懲役7年)とした。
宮本孝文裁判長は「女性が荷物の中に大麻を含む違法薬物が含まれていたとの認識があったと認めるには合理的な疑いが残る」と述べた。
2人は2015年8月、乾燥大麻を非公用軍事郵便物として横田基地に送ったとして起訴された。ケノール被告は女性に受け取り相手の軍人の紹介を頼んでいたが、同裁判長は、女性は利用されただけで共謀は成立しないと判断した。
共犯とされたバランタイン・ケノール被告(41)は懲役6年(求刑懲役7年)とした。
宮本孝文裁判長は「女性が荷物の中に大麻を含む違法薬物が含まれていたとの認識があったと認めるには合理的な疑いが残る」と述べた。
2人は2015年8月、乾燥大麻を非公用軍事郵便物として横田基地に送ったとして起訴された。ケノール被告は女性に受け取り相手の軍人の紹介を頼んでいたが、同裁判長は、女性は利用されただけで共謀は成立しないと判断した。
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