大麻密輸事件で女性に無罪判決
アメリカ軍関係者が私用で使う郵便を利用して、カナダから乾燥大麻を密輸した罪に問われた46歳の女性に、東京地方裁判所立川支部は「荷物の中に大麻が含まれていたという認識があったと認めるには合理的な疑いが残る」として、無罪を言い渡しました。
東京・小平市の46歳の女性は、おととし8月、アメリカ軍関係者が私用で使う郵便を利用して東京の横田基地に所属する知人のアメリカ軍人に宛てて、カナダから乾燥大麻1.5キロを密輸したとして、知人のバランタイン・ケノール被告(41)とともに、大麻取締法違反などの罪に問われました。
裁判で女性が無罪を主張したのに対して、検察は懲役4年6か月を求刑していました。
判決で東京地方裁判所立川支部の宮本孝文裁判長は「女性はケノール被告から荷物の受け渡しを頼まれた際に中身は服や靴だと説明された。荷物の中に大麻が含まれていたという認識があったと認めるには合理的な疑いが残る」として、女性に無罪を言い渡しました。
一方、ケノール被告については「大麻の密輸に主体的に関与した」として、懲役6年の判決を言い渡しました。
東京地方検察庁立川支部は「判決内容を精査し適切に対応したい」とコメントしています。
東京・小平市の46歳の女性は、おととし8月、アメリカ軍関係者が私用で使う郵便を利用して東京の横田基地に所属する知人のアメリカ軍人に宛てて、カナダから乾燥大麻1.5キロを密輸したとして、知人のバランタイン・ケノール被告(41)とともに、大麻取締法違反などの罪に問われました。
裁判で女性が無罪を主張したのに対して、検察は懲役4年6か月を求刑していました。
判決で東京地方裁判所立川支部の宮本孝文裁判長は「女性はケノール被告から荷物の受け渡しを頼まれた際に中身は服や靴だと説明された。荷物の中に大麻が含まれていたという認識があったと認めるには合理的な疑いが残る」として、女性に無罪を言い渡しました。
一方、ケノール被告については「大麻の密輸に主体的に関与した」として、懲役6年の判決を言い渡しました。
東京地方検察庁立川支部は「判決内容を精査し適切に対応したい」とコメントしています。
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