2016年8月30日火曜日

覚醒剤、スーツケースに塗り固め密輸…初の手口

覚醒剤、スーツケースに塗り固め密輸…初の手口

読売新聞 8月26日(金)7時30分配信


覚醒剤を樹脂などに混ぜてスーツケース内に塗り固め、成田空港から密輸入しようとしたとして、千葉地検は25日、ドイツ国籍のペーター・ボーケルマン容疑者(42)を覚醒剤取締法違反(営利目的密輸)などで千葉地裁に起訴した。

 東京税関成田税関支署によると、国内で初めて摘発された手口という。

 起訴状などでは、ボーケルマン容疑者はウィーン国際空港で8月3日、覚醒剤を含む樹脂などを内側に塗り固めたスーツケースを荷物として預け、成田空港から同4日に密輸入しようとしたとしている。樹脂などの重さは約7・5キロだった。

 同支署の発表によると、成田空港で荷物検査した際、スーツケースの上蓋が重いことを不審に思った税関職員が、エックス線検査で上蓋や底部に厚みを確認。試薬で覚醒剤を含んでいることが判明し、同法違反容疑などでボーケルマン容疑者を逮捕した。


0 件のコメント:

コメントを投稿