<薬物事件>巡査部長が調書偽造 神奈川県警、処分へ
08月23日 19:54
神奈川県警大船署の40代の男性巡査部長が、薬物事件の参考人調書を偽造していたことが、捜査関係者への取材で分かった。県警は証拠隠滅(偽造)容疑で巡査部長を既に書類送検しており、処分も検討している。
捜査関係者によると、巡査部長は昨年10月、薬物事件の捜査対象だった男の知人の調書を作成。知人は「男が屋外で大麻を持っているのを見た」と証言したが、巡査部長は「家の中でも見た」と、証言にない内容を加えた調書を作成した疑いがある。県警は偽造された調書などをもとに令状を取り、男の自宅などを捜索、自宅周辺から大麻を発見した。
巡査部長は偽造を認め、「捜索令状を確実に取りたかった」という趣旨の説明をしているという。
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