2016年8月17日水曜日

治安当局と密売組織の銃撃戦相次ぐ 住民が流れ弾にあたって死亡/リオ五輪

治安当局と密売組織の銃撃戦相次ぐ 住民が流れ弾にあたって死亡/リオ五輪

産経新聞 8月13日(土)9時25分配信

【リオデジャネイロ=中村将】五輪開催中のリオデジャネイロの北部マレ地区のファベーラ(スラム街)で五輪警備にあたっていた国家治安部隊の隊員3人が銃撃された事件で、治安当局は同ファベーラで銃撃犯の捜索を開始した。麻薬密売組織のメンバーらと銃撃戦となり、住民が流れ弾にあたって死亡した。地元メディアが12日報じた。

 治安当局は銃撃犯とみられる容疑者2人の身柄を拘束するためにファベーラに入ったところ、銃撃戦となった。地元警察によると、住民3人が流れ弾にあたり、うち22歳の男性が死亡した。残りの2人は軽傷。

 容疑者らの発見には至らなかったが、治安当局は麻薬密売組織のメンバーの住居などから大量のコカインや大麻、銃弾を押収した。

 一方、リオ市北部デオカスチーリョのファベーラでも11日、警戒中の警察官らに、麻薬密売組織のメンバーが発砲し、銃撃戦となり、流れ弾にあたって住民の男性(14)が死亡した。密売組織のメンバーらは、路線バスに火を放つなど一部が暴徒化した。

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