2014年11月26日水曜日

姫路拘置所で男が覚せい剤所持 身体検査で見落としか

姫路拘置所で男が覚せい剤所持 身体検査で見落としか

神戸新聞NEXT 11月26日(水)7時30分配信



姫路拘置支所(姫路市北条1)の独居房に収容されていた男が覚せい剤や注射器などを隠し持っていたとして、姫路署が覚せい剤取締法違反(所持)の疑いで逮捕、送検していたことが25日、分かった。同署などは発見時の詳しい状況は明らかにしていないが、同支所は「入所時の身体検査で見落とした可能性がある」としている。

 男は西脇市坂本、自称飲食業・建設業安原晋也被告(36)=同罪で起訴済み。同署や同支所によると、8月に道交法違反(無免許運転など)の罪で懲役10月の実刑判決を受け、9月24日に同支所に収容された。

 同26日朝、見回り中の職員が安原被告の独居房で、覚せい剤0・058グラムと注射器、吸引用のストロー、ライターを見つけた。ビニール袋に入れ、さらに布製のペンケースに入れていたという。

 安原被告は「最初から部屋(独居房)にあった」などと話しているという。同支所では収容者の入所時には所持品を検査。差し入れ品もエックス線検査などをしている。

 安原被告は収容された直後の尿検査で覚せい剤の陽性反応が出たことなどから、同署が使用の容疑でも逮捕。同支所に入所する直前に使った疑いで、これについては容疑を認めているという。



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