覚醒剤譲渡の元警察官初公判 「私は無実」共謀否認 静岡
産経新聞 10月31日(金)7時55分配信
元暴力団組員と共謀して男性に覚醒剤を譲渡したとして、覚せい剤取締法違反(譲り渡し)の罪に問われた浜松市北区初生町、細江署元巡査部長の横山彰一被告(40)=懲戒免職=の初公判が30日、静岡地裁(大村陽一裁判官)で開かれ、横山被告は「私は無実。共謀していません」と起訴内容を否認した。起訴状によると、横山被告は4月12日夜、元暴力団組員の太田直実被告(44)=同罪で公判中=と共謀し、浜松市天竜区内で、太田被告の知人男性に覚醒剤約0・1グラムを無償で譲渡したとしている。
検察は冒頭陳述で、薬物捜査で実績を挙げられずにいた横山被告が、「焦りを感じ、太田被告の協力を得た上で男性を検挙する考えを固めた」と指摘。太田被告に対して覚醒剤を男性に渡すことを依頼し、「覚醒剤を購入する資金として捜査費4万円を提供することを約束した」と述べた。
弁護側は「4万円は捜査協力者への謝礼で、覚醒剤の購入に使われる認識はなかった」などと反論した。
覚醒剤を譲り受けた男性は、覚せい剤取締法違反(使用)の疑いで逮捕、起訴されたが、6月に静岡地検浜松支部が「違法捜査の疑いがある」として起訴を取り消して釈放している。
検察は冒頭陳述で、薬物捜査で実績を挙げられずにいた横山被告が、「焦りを感じ、太田被告の協力を得た上で男性を検挙する考えを固めた」と指摘。太田被告に対して覚醒剤を男性に渡すことを依頼し、「覚醒剤を購入する資金として捜査費4万円を提供することを約束した」と述べた。
弁護側は「4万円は捜査協力者への謝礼で、覚醒剤の購入に使われる認識はなかった」などと反論した。
覚醒剤を譲り受けた男性は、覚せい剤取締法違反(使用)の疑いで逮捕、起訴されたが、6月に静岡地検浜松支部が「違法捜査の疑いがある」として起訴を取り消して釈放している。
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