覚醒剤密輸で60代男性無罪判決
成田空港に覚醒剤を密輸しようとしたとして、覚せい剤取締法違反(営利目的輸入)と関税法違反の罪に問われた60代男性の裁判員裁判判決で、千葉地裁(吉井隆平裁判長)は2日、無罪を言い渡した。求刑は懲役10年、罰金400万円だった。
公判では、面識のない人物からメールで運搬を指示されたスーツケースの中に覚醒剤があると男性が認識していたかが争点になった。判決理由で吉井裁判長は「覚醒剤の運び役として利用されることに思い至らず、スーツケースを持ち込んだ可能性が否定できない」とした。
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