2016年11月3日木曜日

【ブラジル】航空会社社員を逮捕 空港で麻薬運び出しに関与=グアルーリョス

【ブラジル】航空会社社員を逮捕 空港で麻薬運び出しに関与=グアルーリョス



グアルーリョス空港(サンパウロ州)で25日午後、英ロンドン行きの旅行カバンの中に麻薬を詰め込んでいたとして、航空会社の従業員の男が連邦警察に逮捕された。伯メディアが26日付で伝えた。

 ラタン航空(Latam)の社員でグアルーリョスの航空労組の役員でもあるこの男が絡んだ麻薬取り引きの捜査は2カ月に及んだ。男は空港内の立入り制限区域に侵入して、保安検査を受けた後のカバンの中に麻薬を詰め込むなどしていた。この男によって麻薬が詰め込まれたカバンは、到着地の空港で別の人間によって引き取られていた。

 ラタン航空の従業員の男は逮捕時、コカインのブロック6個(総重量約7キログラム)を一つのカバンの中に入れているところだった。男は自分の体にコカインのブロックをくくりつけて立入り制限区域に侵入、犯行に及んでいた。

 従業員の逮捕を受けてラタン航空は、捜査当局に協力しているとの声明を発表した。

 グアルーリョス空港では同日、スペイン・バルセロナへ向けて出発するために搭乗手続きの列に並んでいたブラジル人の女(26)が逮捕された。女は荷物の中に、希釈されたコカインが入ったカシャッサの瓶3本を所持していた。

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