2016年11月18日金曜日

<福岡県警>「処理が面倒」証拠の大麻、トイレに捨てる

<福岡県警>「処理が面倒」証拠の大麻、トイレに捨てる



◇警部補を証拠隠滅容疑などで書類送検、停職1カ月の懲戒処分

 乾燥大麻とみられる証拠品を捨てたとして、福岡県警は17日、行橋署の警部補の男(38)を証拠隠滅などの容疑で福岡地検に書類送検し、停職1カ月の懲戒処分にした。「どうせ容疑者は判明しないだろうし、処理が面倒だった」と容疑を認めているという。

 送検容疑は県警田川署刑事2課の係長だった1月13日、福岡県田川市の店舗敷地内に落ちていた大麻のような植物片の入ったポリ袋1袋を押収後、同署のトイレに流すなどして廃棄したとしている。8月に匿名の情報提供があり、発覚した。

 県警によると、店の従業員が「変なものが落ちている」と通報。警部補が現場に向かう際、当時の上司だった県警中央署の男性警部(55)が「(中身が)微量だったらいいぞ」という趣旨のことを言ったため、「捨ててもいいと言われたと思った」と供述している。県警は「不適切な指示をした」として警部も戒告処分にした。










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