高知東生被告「刺激求めて使った」 10代後半で大麻使用も
「刺激を求めて使ってしまいました」。愛人とともに法廷に立った高知東生被告(51)が、覚せい剤に手を出した理由について語った。
10代後半で大麻、そして、20歳で覚せい剤。31日、初公判に臨んだ元俳優・高知東生被告。薬物に手を染めたそのきっかけを、愛人の前で、自ら語った。
午後0時10分、高知被告を乗せたとみられる車が、東京地裁に入ってきた。
集まった多くの報道陣を前に、顔を隠すことなく、前を見据える男。
覚せい剤取締法違反などの罪に問われている、元俳優の高知東生被告。
そして、高知被告の知人で、元クラブホステス・五十川 敦子被告(34)の初公判が31日、東京地裁で開かれた。
同一事件のため、そろって証言台に立った2人。
高知被告は、髪を短く整え、黒いスーツ姿で入廷。
五十川被告も、黒のスーツ姿で、顔には、化粧をしていた。
裁判官「何か、決まった仕事に就いていますか」
高知被告「就いていません」
裁判官「起訴状には、会社役員とありますが、今は無職」
高知被告「はい」
裁判官に氏名を尋ねられると、小さな声で、本名の「大崎丈二」と答えた。
起訴状によると、2人は、6月24日ごろ、神奈川・横浜市内のラブホテルで、覚せい剤を4グラム所持し、一部を吸引するなどした罪に問われている。
裁判官「起訴状に記載された事実に間違いありませんか」
高知被告「間違いありません」
小さいながらも、はっきりと答えた高知被告。
そして、五十川被告も、「間違いありません」と答えた。
この間、2人は、目を合わせることなく、共に起訴内容を認めた。
覚せい剤の闇に落ちた元俳優・高知東生被告と、知人で元クラブホステスの五十川 敦子被告。
2人は、どのようにして、薬物に手を染めていったのか。
弁護側「いつから薬物を使っている」
五十川被告「5年くらい前から」
弁護側「どういう時に使う」
五十川被告「大崎さん(高知被告)と会う時と、自宅で眠気を覚ます時に、1人で1日5回から6回」
モデル事務所に所属し、レースクイーンとしても活動していた五十川被告。
高知被告とは、10年ほど前に、知人を介して知り合った。
その後、覚せい剤を一緒に使用するようになったという。
検察側「大崎さん(高知被告)から、覚せい剤を誘われた」
五十川被告「はい」
検察側「覚せい剤を使うと、どこが良かった」
五十川被告「眠気が覚めるのと、食事を取らなくても元気になる」
裁判官「どういうところが、いけなかった」
五十川被告「意志の弱さです。誘われて、断れなかった」
被告人質問で、高知被告から誘われて、薬物を使うようになったと話した五十川被告。
当初は、高知被告が、覚せい剤を入手していたが、2年ほど前から、五十川被告自身が、インターネットを通じて、密売人から購入するように。
しかし、代金は、高知被告が払っていたという。
検察側「五十川被告と覚せい剤を始めた時期について」
高知被告「僕の記憶では、2010年ごろです」
検察側が明らかにした供述調書によると、高知被告は、10代後半で大麻を使用。
20歳で、ディスコに行くようになり、外国人から勧められ、覚せい剤に手を染めた。
弁護側「なぜ覚せい剤に手を出したのですか」
高知被告「正直、好奇心です」
高知被告「悪いとわかっていたんですけど、刺激を求めて使ってしまいました」
検察側「10代後半で大麻、20歳で覚せい剤。その後、しばらくたってから覚せい剤を再開したのは、なぜ」
高知被告「情けない話ですが...、刺激です」
検察側「えっ」
高知被告「刺激です。ストレスとか...。とにかく好奇心と刺激という、そういう自分の甘さでした」
女優・高島礼子さんとの夫婦生活を送る一方で、覚せい剤に手を染めていた高知被告。
検察側「大崎さん(高知被告)は、芸能活動をしていて、当時は結婚もしていた」
五十川被告「深くは考えていなかった」
検察側「見つからないと」
五十川被告「はい」
薬物だけでなく、およそ10年間続いていた不倫関係。
弁護側「事件後、奥さんと離婚しましたよね」
高知被告「はい」
弁護側「奥さんや関係者に対して、どんな思いですか」
高知被告「簡単に言葉が見つかりません。本当に申し訳ないという言葉しか見つかりません」
弁護側「やめる理由には、ならなかったんですか」
高知被告「むしろ、どうすれば、ばれないか。そればかり一生懸命考えてました」
事件後、離婚した高島さんに謝罪し、現在は、薬物治療専門の病院に通っているという。
裁判官「逮捕時は、どういう気持ちだった」
高知被告「不思議な、今思えば、踏み込まれて終わったという気持ちと、よかったという気持ちもありました」
自らの力では、薬物の誘惑を断ち切ることができないと思っていたのか、逮捕されてよかったという心情を明かした。
検察側は、論告求刑で、覚せい剤の所持量が多く、高知被告は、20歳のころから薬物を使って、依存性が高いと指摘。
2人に対し、懲役2年を求刑した。
判決は、9月15日に言い渡される。
10代後半で大麻、そして、20歳で覚せい剤。31日、初公判に臨んだ元俳優・高知東生被告。薬物に手を染めたそのきっかけを、愛人の前で、自ら語った。
午後0時10分、高知被告を乗せたとみられる車が、東京地裁に入ってきた。
集まった多くの報道陣を前に、顔を隠すことなく、前を見据える男。
覚せい剤取締法違反などの罪に問われている、元俳優の高知東生被告。
そして、高知被告の知人で、元クラブホステス・五十川 敦子被告(34)の初公判が31日、東京地裁で開かれた。
同一事件のため、そろって証言台に立った2人。
高知被告は、髪を短く整え、黒いスーツ姿で入廷。
五十川被告も、黒のスーツ姿で、顔には、化粧をしていた。
裁判官「何か、決まった仕事に就いていますか」
高知被告「就いていません」
裁判官「起訴状には、会社役員とありますが、今は無職」
高知被告「はい」
裁判官に氏名を尋ねられると、小さな声で、本名の「大崎丈二」と答えた。
起訴状によると、2人は、6月24日ごろ、神奈川・横浜市内のラブホテルで、覚せい剤を4グラム所持し、一部を吸引するなどした罪に問われている。
裁判官「起訴状に記載された事実に間違いありませんか」
高知被告「間違いありません」
小さいながらも、はっきりと答えた高知被告。
そして、五十川被告も、「間違いありません」と答えた。
この間、2人は、目を合わせることなく、共に起訴内容を認めた。
覚せい剤の闇に落ちた元俳優・高知東生被告と、知人で元クラブホステスの五十川 敦子被告。
2人は、どのようにして、薬物に手を染めていったのか。
弁護側「いつから薬物を使っている」
五十川被告「5年くらい前から」
弁護側「どういう時に使う」
五十川被告「大崎さん(高知被告)と会う時と、自宅で眠気を覚ます時に、1人で1日5回から6回」
モデル事務所に所属し、レースクイーンとしても活動していた五十川被告。
高知被告とは、10年ほど前に、知人を介して知り合った。
その後、覚せい剤を一緒に使用するようになったという。
検察側「大崎さん(高知被告)から、覚せい剤を誘われた」
五十川被告「はい」
検察側「覚せい剤を使うと、どこが良かった」
五十川被告「眠気が覚めるのと、食事を取らなくても元気になる」
裁判官「どういうところが、いけなかった」
五十川被告「意志の弱さです。誘われて、断れなかった」
被告人質問で、高知被告から誘われて、薬物を使うようになったと話した五十川被告。
当初は、高知被告が、覚せい剤を入手していたが、2年ほど前から、五十川被告自身が、インターネットを通じて、密売人から購入するように。
しかし、代金は、高知被告が払っていたという。
検察側「五十川被告と覚せい剤を始めた時期について」
高知被告「僕の記憶では、2010年ごろです」
検察側が明らかにした供述調書によると、高知被告は、10代後半で大麻を使用。
20歳で、ディスコに行くようになり、外国人から勧められ、覚せい剤に手を染めた。
弁護側「なぜ覚せい剤に手を出したのですか」
高知被告「正直、好奇心です」
高知被告「悪いとわかっていたんですけど、刺激を求めて使ってしまいました」
検察側「10代後半で大麻、20歳で覚せい剤。その後、しばらくたってから覚せい剤を再開したのは、なぜ」
高知被告「情けない話ですが...、刺激です」
検察側「えっ」
高知被告「刺激です。ストレスとか...。とにかく好奇心と刺激という、そういう自分の甘さでした」
女優・高島礼子さんとの夫婦生活を送る一方で、覚せい剤に手を染めていた高知被告。
検察側「大崎さん(高知被告)は、芸能活動をしていて、当時は結婚もしていた」
五十川被告「深くは考えていなかった」
検察側「見つからないと」
五十川被告「はい」
薬物だけでなく、およそ10年間続いていた不倫関係。
弁護側「事件後、奥さんと離婚しましたよね」
高知被告「はい」
弁護側「奥さんや関係者に対して、どんな思いですか」
高知被告「簡単に言葉が見つかりません。本当に申し訳ないという言葉しか見つかりません」
弁護側「やめる理由には、ならなかったんですか」
高知被告「むしろ、どうすれば、ばれないか。そればかり一生懸命考えてました」
事件後、離婚した高島さんに謝罪し、現在は、薬物治療専門の病院に通っているという。
裁判官「逮捕時は、どういう気持ちだった」
高知被告「不思議な、今思えば、踏み込まれて終わったという気持ちと、よかったという気持ちもありました」
自らの力では、薬物の誘惑を断ち切ることができないと思っていたのか、逮捕されてよかったという心情を明かした。
検察側は、論告求刑で、覚せい剤の所持量が多く、高知被告は、20歳のころから薬物を使って、依存性が高いと指摘。
2人に対し、懲役2年を求刑した。
判決は、9月15日に言い渡される。
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