2016年9月4日日曜日

和歌山発砲 立てこもり直前に覚醒剤使用か かばんの中に使用した形跡のある注射器など

和歌山発砲 立てこもり直前に覚醒剤使用か かばんの中に使用した形跡のある注射器など

産経新聞 9月3日(土)8時27分配信



和歌山市塩屋の土木建設会社「和大(わだい)興業」で男性従業員4人が拳銃で撃たれ、1人が死亡した事件で、自殺した溝畑(みぞばた)泰秀容疑者(45)が立てこもっていた集合住宅付近で見つかったかばんに、使用した形跡のある注射器や白い粉末が付着した小分け袋が入っていたことが2日、捜査関係者への取材で分かった。和歌山県警和歌山西署捜査本部は、立てこもり直前に覚醒剤を使用していた可能性があるとみて、溝畑容疑者の血液鑑定を進める。

 捜査関係者によると、かばんは溝畑容疑者が集合住宅に立てこもる直前の8月31日午前0時ごろに捜査員が見つけた。逃走中だった溝畑容疑者が捨てたか、落としたとみられる。使用された形跡のあるものも含めて複数の注射器が入っていたという。

 覚醒剤を使用した場合、興奮状態が続き、のどがかわくとされるが、溝畑容疑者は18時間近くに及んだ立てこもり中、頻繁に動き回ったり、水道で大量の水を飲んだりしていた。こうした状況から、捜査本部は溝畑容疑者が立てこもり直前に覚醒剤を使用した可能性があるとみている。

0 件のコメント:

コメントを投稿