大麻草60株押収、栽培グループ逮捕　静岡

＠S［アットエス］ by 静岡新聞 9月28日(水)12時37分配信

大麻草などを販売目的で所持したとして、静岡中央署と御殿場署、静岡県警薬物銃器対策課は28日までに、大麻取締法違反の疑いで三島市三好町、無職の男（29）と沼津市双葉町、塗装業の男（44）を現行犯逮捕した。

　静岡中央署によると、両容疑者が出入りしていたマンションなどから、大麻草とみられる植物約60株と栽培器具約200点が押収された。同署などは、両容疑者が組織的な大麻栽培に関わっていた可能性があるとみて捜査を進める。

　逮捕容疑は27日、無職の男は御殿場市で大麻草を、塗装業の男は伊豆の国市で乾燥大麻をそれぞれ所持した疑い。2015年8月ごろ、静岡中央、御殿場両署に「静岡県東部方面で組織的に大麻を栽培しているグループがある」などの情報提供があり、捜査していた。両署は、ほかにも栽培に関わっていた人物がいるとみて調べている。