元女優の高樹沙耶容疑者 大麻所持の疑いで逮捕
国内で禁止されている医療用の大麻の解禁を訴える活動を行っていた元女優の高樹沙耶容疑者が沖縄県内で大麻を隠し持っていたとして25日厚生労働省の麻薬取締部に大麻取締法違反の疑いで逮捕されました。
高樹容疑者は、「私のものではない」と容疑を否認しているということです。
高樹容疑者は、「私のものではない」と容疑を否認しているということです。
逮捕されたのは、沖縄県石垣市に住む元女優の高樹沙耶、本名、益戸育江容疑者(53)です。厚生労働省関東信越厚生局麻薬取締部によりますと、高樹容疑者は沖縄県の石垣島の自宅で乾燥大麻を所持していたとして大麻取締法違反の疑いが持たれています。
高樹容疑者は女優を引退したあと、国内で禁止されている医療用の大麻の解禁を訴える活動を始め、ことし7月に行われた参議院選挙では東京選挙区から立候補し、大麻取締法の改正などを主張しましたが、落選していました。
石垣島では同じ活動を行っているメンバーと共同で宿泊施設を経営していて、麻薬取締部は25日自宅などを捜索して乾燥大麻数十グラムと吸引用とみられる巻紙やパイプなどを押収し、一緒にいた男2人も大麻取締法違反の疑いで逮捕しました。
高樹容疑者は調べに対して「私のものではない」と容疑を否認しているということです。
高樹容疑者は女優を引退したあと、国内で禁止されている医療用の大麻の解禁を訴える活動を始め、ことし7月に行われた参議院選挙では東京選挙区から立候補し、大麻取締法の改正などを主張しましたが、落選していました。
石垣島では同じ活動を行っているメンバーと共同で宿泊施設を経営していて、麻薬取締部は25日自宅などを捜索して乾燥大麻数十グラムと吸引用とみられる巻紙やパイプなどを押収し、一緒にいた男2人も大麻取締法違反の疑いで逮捕しました。
高樹容疑者は調べに対して「私のものではない」と容疑を否認しているということです。
5年前に石垣島に移住
高樹容疑者はモデルや女優として活動し、数多くのテレビドラマや映画などに出演していました。5年前の平成23年、沖縄県の石垣島に移住し、翌年、芸能事務所も辞め、自然とともに生活する「ナチュラリスト」を自称するようになります。
日本で禁じられている医療用の大麻の利用を認めるよう訴える団体に所属し、自身のブログやツイッターでは「医療用大麻は治療に役立ち認知症予防なども期待できる」などと主張していました。
一方で、大麻について「18歳くらいに初めて知りました。時折食べたり吸引しました」とか「個人の感覚からすればお酒、たばこ、チョコレートよりも安心で安全で多幸感が得られる」、「アンチエイジングにもよい」などという書き込みも行っていました。
日本で禁じられている医療用の大麻の利用を認めるよう訴える団体に所属し、自身のブログやツイッターでは「医療用大麻は治療に役立ち認知症予防なども期待できる」などと主張していました。
一方で、大麻について「18歳くらいに初めて知りました。時折食べたり吸引しました」とか「個人の感覚からすればお酒、たばこ、チョコレートよりも安心で安全で多幸感が得られる」、「アンチエイジングにもよい」などという書き込みも行っていました。
荒井広幸氏「ニュースで知り驚いている」
ことし7月に行われた参議院選挙で、高樹容疑者を公認候補として擁立した党の代表を務めていた、荒井広幸氏は、「ニュースで知り驚いています。状況がわからないので、まずは、今後の推移を見守っていきたいと思います」というコメントを出しました。
近所の住民「非常に残念」
高樹容疑者が逮捕されたことについて、石垣島の近所の人たちからは「残念だ」といった声が聞かれました。
マリンレジャー施設を経営する50代の男性は、「5年前に移住してきてから近くのスーパーや飲食店で数人の男性と買い物している姿をよく見かけました。若い頃から知っていた元女優が島にきて盛り上げてくれるのであればうれしかったのですが、逮捕されたと聞いてたいへん残念です」と話していました。
また、40代の女性は「高樹容疑者が経営していた宿泊施設のカフェに去年行った際『機会があれば泊まって下さい』と言われ感じのいい対応でした。医療用の大麻の推進を訴えていた人が違う目的で使うために大麻を持っていたのではないかと思ってしまいショックです」と話していました。
80代の男性は「近くに住んでいても交流はありませんでした。私も20年前に移住してきましたが静かな島でこんなことが起きて困惑しています」と話していました。
マリンレジャー施設を経営する50代の男性は、「5年前に移住してきてから近くのスーパーや飲食店で数人の男性と買い物している姿をよく見かけました。若い頃から知っていた元女優が島にきて盛り上げてくれるのであればうれしかったのですが、逮捕されたと聞いてたいへん残念です」と話していました。
また、40代の女性は「高樹容疑者が経営していた宿泊施設のカフェに去年行った際『機会があれば泊まって下さい』と言われ感じのいい対応でした。医療用の大麻の推進を訴えていた人が違う目的で使うために大麻を持っていたのではないかと思ってしまいショックです」と話していました。
80代の男性は「近くに住んでいても交流はありませんでした。私も20年前に移住してきましたが静かな島でこんなことが起きて困惑しています」と話していました。
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