元女優・高樹沙耶容疑者逮捕 大麻所持の実態解明に向け取り調べ
25日、元女優の高樹沙耶容疑者(53)が、大麻所持の現行犯で逮捕された。大麻所持の実態解明に向けて、取り調べが始まっている。
周囲を麻薬取締官に囲まれ、那覇に向かう便に乗り込んだ1人の女。
襟元が大きく開いたピンクのTシャツ姿で、背筋を伸ばし、目はつぶったまま。
大麻所持の現行犯で逮捕された元女優・高樹沙耶こと、益戸育江容疑者(53)。
閉じられたまぶたの奥で、何を思っていたのか。
高樹容疑者を乗せた車が、那覇市の沖縄麻薬取締支所へと入っていった。
車の窓は、目隠しされていて、中の様子をうかがい知ることはできなかった。
高樹容疑者は、午前7時すぎ、同居人の森山繁成容疑者(58)と、小見祐貴容疑者(26)とともに、沖縄・石垣島の自宅で大麻を所持していた現行犯で、厚労省の麻薬取締官に逮捕された。
自宅からは、乾燥大麻数十グラムに加え、巻き紙や使用の痕跡があるパイプも押収された。
高樹容疑者は、「わたしの家から発見された大麻は、わたしのものではありません」と容疑を否認している。
元人気女優と大麻の接点とは。
2016年7月の参議院選挙に、「医療用大麻」の合法化などを公約として、新党改革から立候補した高樹容疑者。
選挙では、脱原発も訴えたが、落選した。
「医療用大麻」の合法化をあらためて明言した矢先の逮捕。
当時、新党改革の代表だった荒井広幸元参院議員は、「ニュースで知り、驚いています。状況がわからないので、まずは今後の推移を見守っていきたいと思います」とコメントした。
1983年に、17歳で芸能界にデビューした高樹容疑者は、モデルや女優として活躍。
その後、世間の話題を集めたのが、フリーダイビング。
ハワイで行われたワールドカップで、潜水機材を一切使わずに潜るフリーダイビングで、銀メダルを獲得した。
2007年10月からは、フジテレビ系で放送された情報番組でMCを務め、自らのエコライフも紹介。
やがて、「エコ活動を本気で行うため」と話し、益戸育江の本名で活動を始めた。
高樹容疑者は、当時について、「わたしは5年前に、『大麻草の有効利用を』と声を上げた時には、大麻は麻薬という洗脳がありますので、誹謗(ひぼう)・中傷を浴び、所属事務所にも辞めていただきたいと言われてしまったほどです」と振り返っている。
2012年には、所属事務所を辞め、沖縄・石垣島に移住。
森に囲まれたペンションを経営するかたわら、医療用大麻の推進活動を続けていた。
高樹容疑者とともに、医療大麻合法化の活動をしているとみられる森山容疑者は、「大麻は、わたしのものです」と容疑を認めているものの、高樹容疑者との共謀については、あいまいな供述をしているという。
また、高樹容疑者自身は、発見された大麻について、「わたしのものではありません」と容疑を否認している。
周囲を麻薬取締官に囲まれ、那覇に向かう便に乗り込んだ1人の女。
襟元が大きく開いたピンクのTシャツ姿で、背筋を伸ばし、目はつぶったまま。
大麻所持の現行犯で逮捕された元女優・高樹沙耶こと、益戸育江容疑者(53)。
閉じられたまぶたの奥で、何を思っていたのか。
高樹容疑者を乗せた車が、那覇市の沖縄麻薬取締支所へと入っていった。
車の窓は、目隠しされていて、中の様子をうかがい知ることはできなかった。
高樹容疑者は、午前7時すぎ、同居人の森山繁成容疑者(58)と、小見祐貴容疑者(26)とともに、沖縄・石垣島の自宅で大麻を所持していた現行犯で、厚労省の麻薬取締官に逮捕された。
自宅からは、乾燥大麻数十グラムに加え、巻き紙や使用の痕跡があるパイプも押収された。
高樹容疑者は、「わたしの家から発見された大麻は、わたしのものではありません」と容疑を否認している。
元人気女優と大麻の接点とは。
2016年7月の参議院選挙に、「医療用大麻」の合法化などを公約として、新党改革から立候補した高樹容疑者。
選挙では、脱原発も訴えたが、落選した。
「医療用大麻」の合法化をあらためて明言した矢先の逮捕。
当時、新党改革の代表だった荒井広幸元参院議員は、「ニュースで知り、驚いています。状況がわからないので、まずは今後の推移を見守っていきたいと思います」とコメントした。
1983年に、17歳で芸能界にデビューした高樹容疑者は、モデルや女優として活躍。
その後、世間の話題を集めたのが、フリーダイビング。
ハワイで行われたワールドカップで、潜水機材を一切使わずに潜るフリーダイビングで、銀メダルを獲得した。
2007年10月からは、フジテレビ系で放送された情報番組でMCを務め、自らのエコライフも紹介。
やがて、「エコ活動を本気で行うため」と話し、益戸育江の本名で活動を始めた。
高樹容疑者は、当時について、「わたしは5年前に、『大麻草の有効利用を』と声を上げた時には、大麻は麻薬という洗脳がありますので、誹謗(ひぼう)・中傷を浴び、所属事務所にも辞めていただきたいと言われてしまったほどです」と振り返っている。
2012年には、所属事務所を辞め、沖縄・石垣島に移住。
森に囲まれたペンションを経営するかたわら、医療用大麻の推進活動を続けていた。
高樹容疑者とともに、医療大麻合法化の活動をしているとみられる森山容疑者は、「大麻は、わたしのものです」と容疑を認めているものの、高樹容疑者との共謀については、あいまいな供述をしているという。
また、高樹容疑者自身は、発見された大麻について、「わたしのものではありません」と容疑を否認している。
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