2016年10月27日木曜日

高樹容疑者 大麻所持を否認

高樹容疑者 大麻所持を否認

http://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20161025/3749882.html


国内で禁止されている医療用の大麻の解禁を訴える活動を行っていた元女優の高樹沙耶容疑者が沖縄県内で大麻を隠し持っていたとして25日、厚生労働省の麻薬取締部に大麻取締法違反の疑いで逮捕されました。
高樹容疑者は、容疑を否認しているということです。
逮捕されたのは、沖縄県石垣市に住む元女優の高樹沙耶、本名、益戸育江容疑者(53)です。
厚生労働省関東信越厚生局麻薬取締部によりますと、高樹容疑者は沖縄県の石垣島の自宅で大麻を所持していたとして大麻取締法違反の疑いが持たれています。
高樹容疑者は女優を引退したあと、国内で禁止されている医療用の大麻の解禁を訴える活動を始め、ことし7月に行われた参議院選挙では東京選挙区から立候補し、大麻取締法の改正などを主張しましたが、落選していました。
石垣島では同じ活動を行っているメンバーと共同で宿泊施設を経営していて、麻薬取締部は25日、自宅などを捜索して乾燥大麻数十グラムと吸引用とみられる巻紙やパイプなどを押収し、一緒にいた男2人も大麻取締法違反の疑いで逮捕しました。
高樹容疑者は調べに対して「私のものではない」と容疑を否認しているということです。
高樹容疑者が逮捕されたことについて、石垣島の近所の人たちからは「残念だ」といった声が聞かれました。
マリンレジャー施設を経営する50代の男性は「5年前に移住してきてから近くのスーパーや飲食店で数人の男性と買い物している姿をよく見かけました。若い頃から知っていた元女優が島にきて盛り上げてくれるのであればうれしかったのですが、逮捕されたと聞いてたいへん残念です」と話していました。
また、40代の女性は「高樹容疑者が経営していた宿泊施設のカフェに去年、行った際、『機会があれば泊まって下さい』と言われ感じのいい対応でした。医療用の大麻の推進を訴えていた人が違う目的で使うために大麻を持っていたのではないかと思ってしまいショックです」と話していました。
80代の男性は「近くに住んでいても交流はありませんでした。私も20年前に移住してきましたが静かな島でこんなことが起きて困惑しています」と話していました。

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